ストスナに見る流行のタイムラグ

2009年01月20日 更新

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BRIGITのストリートスナップはコンテンツやマーケティングの一環としてYahoo!FASHIONさんをはじめ複数の企業様に採用していただいています。


クライアントによって被写体への取材内容や写真のアングル指定等の要望があるのですが特に難しいのが着用アイテムに関するニーズです。

例えば『ショート丈のアウター』や『ボリュームのあるブーム』等、クライアントから指定されたアイテムを着用されている方をストリートで探し出して取材を申し込むというものなのですが...ただでさえBRIGITはストリートを歩く人々の中から『クラスに一人はいそうなオシャレさん、プロモデルのように憧れの存在ではなく、あともうちょっとで手が届きそうな、コーディネートの参考になるようなオシャレさん』というフィルターをかけてストリートを観察しているので、そこに更にアイテム制限がかかるとスナップするのにかなり苦労するんですよね...。


指定アイテムの着用者がめちゃくちゃ多いものもあれば、ほとんど見かけないアイテムもあり、そこに本当の流行とメディアから生まれた流行の乖離があるんじゃないのかなぁと思うわけです。


昨年、少しだけ出演させていただいたNHKのファッション番組『東京カワイイ☆TV』のストスナ企画が1/21に再放送されるようなのですが、番組内でファッション誌のストスナを参考にして商品企画をされている企業もあるというようなくだりがありますが、雑誌のストスナは1か月〜1.5か月先の発売を見越してスナップ撮影をされているという話も聞きます。


と言う事はストリートの情報が誌面になって世の中に伝達されるまでに幾ばくかのタイムラグがあるわけで、それを参考に商品を企画すると発売までに更にタイムラグがあるということになり、ここに流行のタイムラグがあるんじゃないのかと思う次第です。


アイテム指定スナップもそのアイテムが本当に流行っているのかいないのか、机上(デスクワーク)から見るのと、リアルなストリートを定期的に見るのとでは温度差があるように思います。


アパレルのコンサルタント業務等をされているディマインドワークス社の齊藤様とお話すると、『例えば靴の商品開発なら1日街に出て通行人の足元を観察しているだけでも見えてくるものがある』というような話をされていました。

僕らも定期的にストリートにいるので特定のアイテムがワッ!と溢れて定着する事や、数か月であまり見なくなるような現象に遭遇するのでなるほどなぁと共感しました。


定期的に自分がストスナ隊になったような視点で街を歩いてみてください。

刻一刻と流行(ニーズ)が変化していく様を見る事ができますよ。


【関連サイト】

NHK 東京カワイイTV http://www.nhk.or.jp/kawaii/

ディマンドワークス http://dwks.cocolog-nifty.com/dwks/


テキスト・写真