旭化成商事・衣料第2 製品OEMを拡大
2010年06月09日 09:37 |
旭化成商事・衣料第2事業部は10年度からの中期経営3か年計画を通じ、製品OEM(相手先ブランド生産)ビジネスの拡大を計画する。現状で年商の40%強に育成してきた製品OEMを中計最終の12年度をめどに60%に拡大。新たに外注拠点を使ったベトナム縫製を立ち上げるとともに、ミャンマー、ベトナムにテキスタイルを供給していくための外注TX拠点をベトナムに構築する。
旭化成商事・衣料第2事業部はスポーツ、ユニフォーム、婦人アウターをターゲットにテキスタイルや製品OEM(相手先ブランド生産)を展開する。09年度は婦人アウターで前年並みを維持したものの、スポーツ、ユニフォームが苦戦し、トータルの業績は前年割れにとどまった。
旭化成商事は10年度から中期3か年計画をスタートさせている。同部は製品OEM中心の拡大を計画。09年度で40%強だった製品OEMの売上比率を10年度で50%に、中計最終の12年度で60%にそれぞれ引き上げる。
現在、中国に構築してきた外注縫製拠点の集約・再編を進めているほか、チャイナプラスワンを開拓するため、昨年からミャンマーに外注拠点を確保。ハイテンショントリコットによる婦人ボトムスの生産を立ち上げた。
10年度はベトナムでの縫製をスタートさせる。同時にテキスタイルの現地生産を計画。中国ではすでに現地法人・旭化成紡織品貿易<上海>がコントロールする取り組みを軌道に乗せている。
10年度はベトナムで、技術指導する現地コンバーターによるTX生産を立ち上げる。ミャンマー、ベトナムの縫製拠点に供給していく東南アジアのテキスタイル生産拠点として育成する。
スポーツでは、現状が秋冬アイテム主体の用途構成になっているため、中計では春夏アイテムの開拓、旭化成せんい・スポーツ部門との連携に力を入れていく。
ユニフォームでは白衣・サービスでの取り組みに重点化。10年度は食品白衣向けを伸ばすとともに、リサイクルにおける新展開を検討する。
旭化成せんいがポリエステル生産を委託する帝人ファイバーとの連携だけでなく、「独自のメニューを新たに追加」(前田文雄取締役衣料第2事業部長)し再度、広域認定を取り直したい考えだ。
婦人アウターでは、主力ハイテンションの商品ラインを「ロイカ」機能糸で充実させるとともに、丸編みの販売を増やす。中国生産する「ベンベルグ」使いのベア天竺を製品OEMにつなげ、婦人トップス、スポーツインナーなどのゾーンに投入する。











