エスビーニット、連動をさらに強める
2009年10月27日 13:39 |
|
住金物産の100%子会社・エスビーニット(新潟県五泉市、小野信一社長)は、五泉産地の拡充を図るため、住金物産のニット部隊との連動による取り組みをさらに強化する。展示会の共同開催や両社共同による営業戦略などを進めている。
ニット部隊との共同ワークは従来より進めていたが、今後はより連携性を強め、双方のニット事業全体の底上げ、および事業領域の拡大などを図る。本体が開催する展示会にも、これまではエスビーニットとして商品を展開していたが、今年からはブースを構え、素材開発もニット部隊と組んで進めている。また、営業に関してもエスビーニットとニット部隊と共同で取引先へのワークを図るなど、両社間の連動強化を徹底している。エスビーニットは国内生産を、住金物産のニット部隊では中国を中心とした海外生産を基本軸としてきたが、今後はこれら既存事業を基盤にしながら、双方のビジネスにも参画する形を取っていくとしている。
「五泉を中心とした国内産地は全体的に厳しい状況で、五泉産地においても全体の工業出荷額は200億円弱(組合ベース)に留まっており、ニッターの数も縮小基調にあるなどシュリンクしている」(小野社長)と懸念。その中で「確かに厳しい状況にあるが、現存するニッターは力強く、開発力もあり、高品質商品を生産する力に長けている。また、経営者も2代目・3代目となり、この人たちを支える人たちも育ちつつある。衰退ばかりとは言えない状況だ」と期待感を持っている。












