蝶理・ナチュラルダイ、10数億円規模に拡大

2009年06月17日 11:07

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蝶理は、シオンテック社(東京、菱川恵介社長)との共同事業で進めている天然染色技法「ナチュラルダイ」が、ユニフォーム企業や大手アパレルでの採用が決定するなど、着実に実績を付けつつある。売上高規模も10数億円(上代ベース)にまで拡大している。
「ナチュラルダイ」は、草木染を基本に鉱物、企業残渣(ざんさ)など様々な原料から色素を抽出し、それを天然繊維や合繊繊維など各種素材に染色する技法のこと。各種原料や素材に染色ができることに加え、従来の草木染に比べ、堅牢度・色素強度に優れている点もポイントになる。
 来春夏からは、新たに野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジエ」とのコラボによる「ベジタブル・ナチュラルダイ」に着手する。これは、同店の取引農家から提供してもらった規格外野菜を使い、抽出・染色するもので、今回はニンジン、トマト、大根、ケールなどを使用したトレンドカラー22色を揃える。
 一般的に農家で生産される野菜のうち、規格外野菜は約2割を占めると言われ、蝶理ではこの廃棄(肥料になるケースもある)される規格外野菜を使用することで、農家の活性化や環境問題にもつながると期待している。
 「ベジタブル・ナチュラルダイ」は、先日開催された東京展でも高評価を受けるなど、滑り出しは上々という。特に"野菜から染める"という点が高い関心を集め、すでにテレビや新聞で取り上げられるなど、マスメディアでも多く紹介されている。蝶理では商品価値に加え、マスメディア効果からさらに認知度を高めたいとしている。



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