田村駒、総合力から価値観

2009年01月07日 11:05

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田村駒のテキスタイル輸出事業は、円高などの為替問題や欧州での市場環境の低迷などが影響し「全体的には厳しい」としながらも、現在は事業が好転した際に再度ビジネスを拡充できるように基盤を固めている。同社のテキスタイル輸出は年間約30億円規模で推移。下期は為替・市況性などの問題から低迷を強いられたが、上期は高付加価値素材および提案力が奏功したため、トータルでは比較的順調な動きを見せたという。

同社のテキスタイル輸出は中国内需、欧州向けを中心にビジネスを進めており、いずれも価値観および企画開発を付加した商材で差別化を図っている。素材を軸に着手し始めた製品や、大連・青島事務所を活用した物流機能まで、総合力を生かすことで事業拡大を図っている。

 特に現在は中国現地法人との連携で進めている内販が形になり始めているという。展開商材は日本品質による機能素材を中心にしたもので、販売先は現地および日系企業になる。また、欧州向けに関しては、高密度ダウンなど価値観に特化した商材を中心に打ち出している。実際にも品質面、価値観を組み入れた商材は各市場において順調に推移しているという。

 また、欧州向けでは、一部着手し始めた製品ビジネスが形になりつつある。これは、レディスを中心に取り組まれているもので、同社のテキスタイル輸出の拡充のために進められているもの。素材軸に国内での素材から物流までのビジネスモデルを活用することで事業拡大を目指すとしている。

 新規事業の一環として位置付ける製品輸出および中国内需の拡大を図るため、同社では国内の素材販売を担っていた営業スタッフ1人を配置した。よりきめ細やかな対応を図ることが狙いという。

 




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