東レインターナショナル、グローバル戦略を深耕

2008年10月24日 11:38

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東レインターナショナルの繊維資材・物資部門産業資材部は、自動車関連を主力にPPS繊維を中心とした高機能繊維事業、東レ・モノフィラメントとの取り組みによるブラシ、製紙事業(抄紙用)などを行っている。今後は親会社東レとの連携およびグローバル戦略から事業拡大を目指す。

エアバッグ用の原糸とカーシートの加工糸などを生産する自動車事業は、東レとの連携から世界市場を見据えた戦略を固めつつある。現在は、東レの事業会社タイ・東レ・シンセティック(TTS)やチェコの東レ・テキスタイル・セントラル・ヨーロッパ(TTCE)などの拡充を図っている。

 高機能繊維事業に関しては、中国を中心に欧州、豪州などでの拡販を図る。特に中国市場は、地場企業を含め他社の進出が活発化していることから、競争激化の懸念はありながらも発展の可能性は高いとし、同社では強度、耐熱性、均一性など価値観訴求型商材の拡充から日系、地場企業への取り組みを拡大する。

 国内での実績を付けつつある高機能スリング事業も輸出に力を入れている。輸出対象国は欧米、韓国などを見据えているが、高機能スリングは「価値観が認知されることが重要」と見方から、同社ではアジアを視野にしながらも欧米での市場開拓を進めるとしている。現在は市場調査の段階にある。

 現在、繊維資材・物資部門の年間売上高は約400億円。そのうち産業資材部は、自動車関連が上期で堅調に推移したことなどから、昨年比約20億円増の190億円規模になる。下期に向けては、自動車メーカーによる生産調整や円高などの影響を受けながらも、輸出を含めたグローバル戦略の推進、高付加価値商材の拡充などから横ばいを見通している。

 

 

 




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