伊藤忠商事、成長分野・市場を強化
2008年10月23日 14:01 |
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成長市場・分野の強化は、国内外を含めて生産・販売から取り組む意向で、市場としては中国を中心としたタイ、インドネシア、ベトナムなどのアジア地域に加え、新興市場として位置付けられているロシア、中・東欧地域も対象としている。
その中でも現在は、中国における自動車関連が形になっており、特にニードルパンチの不織布生産を行う上海申陽藤汽車紡織内飾件と、フロアマットなど成型事業を担う広州寿藤汽車配件の両工場が着実な動きを見せている。中国の自動車産業は依然、2ケタ増で推移するなど成長市場との位置付けで、同部では引き続き、収益拡大に向けた取り組みを積極的に進めるとしている。
また、新規ビジネスの創出にも重点を置く。既存で進めていた事業でも視点を変えることで、新たな取り組みが生まれることもあるという。先端技術とブランドの組み合わせや、カンパニーの枠を越えた横断的な仕掛けなどから対応を図るもので、現在は航空機産業で新規ビジネスが進みつつある。各カンパニーの強みと同部の強みを合致させ、国内外でビジネスを構築することが狙いになる。
事業会社による新たな取り組みも始まっている。世界で唯一の3軸織物の工業化を進めているサカセ・アドテック(福井県)では、宇宙分野での人工衛星のアンテナ材料や、スポーツ・レジャー分野でのゴルフシャフト、釣り竿などで使用されているが、昨今ではアフガニスタンのバーミヤン遺跡や奈良県の寺院の境内にある絵画の保存・修復に使われるなど、文化財分野にもその事業領域を広げ始めている。












