東レ・短繊維事業、不織布向けを拡販

2008年10月08日 17:28

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 東レ・短繊維事業部はポリエステル短繊維による資材向けの販売を伸ばす。現状で販売量の55%を占める不織布向けを早急に70%台に乗せるため、自動車向けの拡販を計画。グラスウールが使われるゾーンの代替を狙い、200度台の耐熱性をもたせた新タイプバインダー繊維の開発を急ぐ。
 東レ・短繊維事業部はポリエステル、ナイロン、アクリルを展開しており、6月27日の組織改正でこれまで素材別だった3課を短繊維衣料課、同資材課の2課体制に再編。両課がともに3素材を横断的に扱えるようになった相乗効果の発揮を目指している。
 短繊維資材課はポリエスでの取り組みを強化しており、自動車向けを中心とする不織布の拡販と取り組んでいる。200度以上の耐熱性が特徴の高耐熱バインダー繊維のサンプル出荷を進めており、2010年モデルでの採用を目指している。
 また、スパンレース不織布向けの販促を強化。ワイピングクロス向けに展開する親水性原綿の販売が好調で、08年度上期は50%以上の増販(数量ベース、前年同期比)を達成。
 東レは、レーヨン原綿の高騰に伴いコストダウンのためにポリエスをミックスしようとする不織布メーカーの機運は強いと見ており、下期は上期以上の増販を見込んでいる。
 不織布では、ショートカットファイバーに参入するためのプレマーケティングを進めており、製紙メーカーへのラウンドなど「参入を前提とする取り組みを急ぎたい」(三木憲一郎事業部長)考えだ。



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