旭化成せんい・「ベンベルグ」アウター、スパン・ニット増強

2008年10月07日 18:53

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 旭化成せんい・ベンベルグ営業部は08年度のアウター展開で、上期は国内外でともに苦戦を強いられたという。このため、下期に向けて「新しい仕掛けの刈り取りに重点化」(成松正人部長)。ニット向けや輸出を強化し、下期は前年並みの販売量確保を目指す。
 旭化成せんい・ベンベルグ営業部は生地売り、糸売りでアウター展開と取り組んでいる。08年度上期は消費不振の影響で国内外とも苦戦。下期は前年実績の維持を目指し、「ベンベルグ」スパンやニット、輸出での販促を強化する。
 このほど、仏パリで行われた09年秋冬向けのプルミエール・ヴィジョン(PV)に出展。トレンドに沿って天然繊維との複合素材を中心とする「ベンベルグ」スパン使いを重点的にプロモートした。
 今回でPVへの出展は8回目。この間、テキスタイル輸出で新規ユーザーの開拓を実現してきたほか、PVに出展する国内ユーザー経由の対欧輸出で地道に原糸輸出を増やしてきた。
 PVのブースに訪れるEUコンバーターと原糸輸出での取り組みも具体化しており当面、「ベンベルグ」アウターにおける輸出比率を現状の25%前後から数年かけて50%台に引き上げたい考えだ。
 国内展開ではスパンやニットによる取り組みを強化してきた。タテ糸を各種スパン糸で商品化した交織や東海染工の後加工を初めて導入した素材群で織物の商品ラインを増強。
 ニットでは、「ベンベルグ」スパンで商品化したパンツ向けのトリコットを打ち出すとともに、、クラボウと連携する"J-Fiber"プロジェクトを通じカットソー向けのスパンニットを充実させている。
 これら09年春夏に向けて投じてきた布石の刈り取りを強化し、08年度下期は国内外のアウター向け販売で少なくとも前年並みの確保を目指す。



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