八木通商、中国事業が進ちょく

2008年08月19日 14:02

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八木通商の輸入衣料部は、主力の中国事業が順調な動きを見せている。同社の中国工場は、レディスの独資工場「上海八木美安時装有限公司」(以下美安時装)、高級婦人服との合弁工場「上海八木高級時装有限公司」(以下高級時装)、子供服を中心にスポーツ、ユニフォームを生産する合弁工場「浙江八木服装有限公司」(以下浙江八木服装)になり、これら3工場は全て予算をクリア。利益も前期比2030%増で推移している。

好調要因は、2次・3次などの複合加工や得意のビーズ使いや刺しゅうなど、テクニックを駆使した高付加価値商材が高評価を受けたこと、加えて、市場マーケティング力を高め、小回りを利かした小ロット対応など多角的戦略が奏功したため。また、単価の高い中重衣料を中心にしていることも好調要因のひとつになった。

 美安時装は、スペインを中心とした欧州向け商材(ミッシー中心)が、ユーロ高の影響および高品質商材の訴求から順調な動きを見せており、業績は昨対比倍増で推移している。同工場は対欧州50%・対日50%の構成になるが、今後は整備を整え米国向けも着手し、将来的には対欧州・米国を主力に事業を行う計画。同じ敷地内にある高級時装と浙江八木服装では、工場脇に新たな自社検品設備を設置したことで品質がさらに向上。B品を水際で止められ、かつ早急な対応が可能となった。そのほか、同社では嘉興市にも検品施設を構えており、新設した検品工場と同施設の稼働から品質はより一層向上させるとしている。同社の強みである素材から縫製、検品までの自社ネットワークは、中国オペレーションを軸にさらに強化する方向だ。

 今後、美安時装は対欧州・米国を構築し、高級時装および浙江八木服装は対日事業(八木通商向け50%、OEM向け50%)をさらに推進させる。

 また、ブランド事業との中国オペレーションを組み合わせた"ウエスト ミーツ イースト"も形になり始めている。現在は、基幹ブランドのひとつ「マッキントッシュ」のトラディショナルウエザーウエアでの取り組みを進めているが、今後はそのほかのブランドに対しても"ウエスト ミーツ イースト"での仕掛けを講じる予定。




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