東レ、縫製品を2000億円に、企画提案型を強化

2008年08月14日 23:25

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 東レは、繊維事業でさらなる収益基盤の構築を目指して縫製品の企画・提案を強化する。川上から川中までを手掛ける事業モデルへのシフトを加速し、縫製品事業で07年度の売上高1650億円を早急に2000億円規模に引き上げる。
 国内の衣料消費が低迷する中、「今やらなくてはならないのは縫製品事業の拡大」(榊原定征社長)とし、素材から縫製品までの一貫ビジネスによる付加価値化で収益力の向上を図る。
 東レはこれまで、国内大手アパレルやGMS、SPAなど約10社と共同で素材・商品開発に取り組んできた。クールビズ関連では06年度に約300億円の売上高が07年度は前年比5%増、08年度も5―10増を見込んでいる。ウォームビズでも06年度の200億円に対して07年度は25%増加した。
 06年6月にはユニクロと「戦略的パートナーシップ」を締結し、石川工場に同コラボの専用ラインを設置。昨年秋冬のインナーウエア「ヒートテック」は目標の2000万枚をほぼ達成した。
 組織面では、07年4月に機能製品・縫製品事業部門を新設し、ヘッドクオーターとなる縫製品事業企画推進室を置いた。 また、グループのシナジー効果最大化を目指してグループ8社と本体からなる「縫製品事業連絡協議会」を設定し、今年3月にキックオフミーティングを開いた。個々の会社と情報共有化を図るとともに、共通課題を抽出して連携を密にすることを改めて確認した。
 今後の課題は海外ブランドへの対応で、生産拠点の拡充などインフラ整備を急ぐとともに、東レインターナショナルなどとの連携を強化する。



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