NI帝人商事、「テトラス」米国市場へ
2008年08月04日 14:31 |
|
従来のカーボンシャフトはUD(1軸)シートや2軸織物、3軸織物が主流だったが、これらの織物ではねじれ剛性や圧縮剛性が弱いため、過度にシャフトが変形するという欠点があった。この問題を解消するため、各種ベルトスリングや各種織物の製造・販売を行う明大(岡山県、小河原通弘社長)では、ねじれ、圧縮への剛性を付加した四軸織物「テトラス」を開発した。NI帝人商事では「テトラス」に、帝人グループの開発素材のひとつ炭素繊維「テナックス」、パラ系アラミド繊維「テクノーラ」を使用し、ゴルフシャフトやテニスラケットのフレームなどに対応した商品を作り出した。04年から販売を開始している。
「テトラス」は、現在も国内の有力シャフトメーカーで好調に売り上げており、今回は新たな市場として米国で販売することになった。
米国販売については、電子機器、スポーツ用品事業を担う主力販売先のマミヤ・オーピー(埼玉県、滝沢三規社長)との協業により行う。NI帝人商事は、糸から織物、樹脂加工(プリプレグ加工)までのコンバーター機能を担い、マミヤ・オーピーの米国子会社ユナイテッド スポーツ テクノロジー社が、米国の大手クラブメーカーおよびゴルフショップに向けて販売を行う。
08年4月には「テトラス」のバングラデシュ工場への搬入を開始し、8月からは同シャフトの船積みを始める。米国での販売は11月から。販売計画は、全米市場で3億3000万円を目指す。












