上海物流・検品事情、一貫体制で効率化
2008年06月24日 11:50 |
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日立物流グループで、アパレル製品の物流を主体とする日新運輸の独資現地法人・日一新国際貨運代理〈上海〉有限公司は航空、海上、国際貨物輸送代理、通関、倉庫、流通加工のほかコンサルティング業務など、物流事業を総合的に行っており、業務的には衣料品、ニット、リビング、雑貨などの検品業のほかタグ付け、アソート、物流加工、保管など、物流から検品・検針までの一貫システムを構築している。同社は上海外高橋保税物流園区内に拠点を構えていないため、物流機能に加えて、本格的な検品・検針業務も行うことが可能になる。
主要取引先は日系の専門店チェーンほか、商社を介しての大手アパレルなど繊維関係が約7割を占めており、ワーカーは流通加工約200人(うち検品作業員は約100人)、事務管理15人、倉庫管理15人の計230人(5月末時点)。検針作業員は、検針4ラインおよび金属探知器2ラインに約40人、X線検査機1ラインに約10人、在庫ライン、アソート部隊、出荷・梱包(こんぽう)部隊などに約50人の人員を配している。面積は敷地3万平方㍍、建屋1万4065平方㍍、流通加工場5700平方㍍になる。
中国の拠点は大連、青島、上海(2カ所)、寧波、深●で、これらの拠点ではフォワーダー(物流代理業)から物流加工までを行い、そのうち上海、青島、深●は物流センター機能も併せ持っている。物流センター内には最新設備のX線検査機を導入し、より精度の高い検品が行えるように体制を整えている。
X線検査機は靴を中心に雑貨関係で使用しており、異物混入や構造上問題がないか検査を行っている。X線検査機を通った商品はデータとして蓄積・管理されるため、不具合があった商材に関しては出所が確実に発見できるという。検品量は靴なら1時間250―300足になる。そのほか、検針器(9台)や金属探知器(2台)なども保有している。
また、月1回のペースで、日本繊維製品品質技術センター(キューテック)の指導も受けており、高品質の確保には徹底した取り組みを講じている。
中国生産による商品は、一般的に約30%のB品が発生するという。その際、再度生産工場に商品を戻すと効率性が悪いため、生産工場からは未検品商品と同時に縫子も送り込まれる。B品が出た際には、物流センター内でも早急に対応できるようにしている。












