オーミケンシ、新中計「AP10」策定

2008年06月09日 12:14

  • ソーシャルブックマーク
  • Google Bookmarks
  • Yahoo!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • del.icio.us
  • livedoor クリップ
  • POOKMARK Airlines
  • ニフティクリップ
  • Buzzurl
  • newsing it!
 オーミケンシは08年度を初年度とする中期経営3カ年計画「アドヴァンス プラン 2010(AP10)」を策定した。人と地球への「やさしさ」を企業理念として掲げ、「モノ作りの全工程を通じて環境対応型企業になること、それにより更なる収益力の強化を図る」ことを重点テーマに据え、10年度の連結業績目標を売上高350億円(07年度290億円)、営業利益31億円(9億円)、経常利益26億円(5億円)を計画している。

 「AP10」の骨子は㈰オンリーワン商品である機能レーヨンの開発・販売強化を図る㈪ケナフレーヨンの商品化など非木材レーヨンの開発を進め、「レーヨ ン新世紀」に歩み出す㈫生産の全工程を通じて環境へ配慮した体制を構築する㈬収益の安定化による普通株式の復配を実現する㈭人材、設備への投資を3年間で 27億円実施し、確かな技術を継承し得る人材の育成と収益力強化に直結する設備の増強・導入により企業体質の強化を図る--を掲げている。

 開発のテーマは"環境"。東大をはじめとする産学協同で、練り込みでなく改質による新しいレーヨンの開発などに力を入れる。生産面でビスコース法を改良し二硫化炭素を使わない製造方法などの研究に取り組む。

 機能レーヨンわたの生産量を月産1700トン(現状月産1600トン)の体制を整え、差別化比率をレーヨンわた生産量の50%へアップさせる。また、海外メーカーとの技術提携、業務提携も視野に入れ、生産余力を確保し機能レーヨン生産の増大も図る。

 販売面では機能レーヨンを中心に加工場とのタイアップでSPA(製造小売業)対応システムの強化を図るほか、欧米向けに織物の海外輸出、対米向け防炎レーヨンの販売も拡大させる。



この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます


素材・商社 過去の記事