クラボウ、「クールモア」開発

2008年06月05日 17:22

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 クラボウ繊維事業部は、クラボウの技術と三菱レイヨン・テキスタイルの「ベントクール」の機能を融合させた快適感応クーリング素材「クールモア」を開発した。09年春夏向けから販売を開始、11、12の両日、東京・東銀座の時事通信ホールで開く「09春夏クラボウ繊維事業部展」で提案する。
 クラボウニット課は吸水速乾ニット素材に実績を持っているが、さらに通気性能の向上に照準を合わせて開発を継続してきた。
 さまざまな手法を模索する中で、「ベントクール」の乾湿に応じて伸縮する特質に着目し、クラボウのウィック構造技術をはじめとした独自の技術と組み合わせる試験を重ねた。
 それにより、コットンの着心地に吸水速乾性と通気性コントロールを併せ持ったこれまでにない快適感応素材「クールモア」を完成させた。
 「クールモア」は発汗を感知し、通気性をコントロールする素材。発汗を感知すると汗を素早く吸収、同時に繊維が伸長し編み目が開き通気性が向上、発汗が治まり生地の乾燥が速まる、そして編み目が元のように閉じ通気性も元の状態に戻る――というメカニズムだ。なお、三菱レイヨン・テキスタイルの試験データによると、汗を吸収した時と乾燥時(水分率5%以下)では、通気度に20%以上の差が生じるという。
 スポーツ、カジュアル、ホームの分野で、Tシャツ、ポロシャツ、ナイティ、ホームウェアといったアイテムを展開する。素材の機能を最大限に活かす「肌に近い」ウェアでの展開となる。初年度10万㍍、3年後には50万㍍の販売を計画する。



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