ユニチカファイバー・ポリエステル短繊維事業、バインダー銘柄を増強

2008年06月04日 16:04

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 ユニチカファイバーはポリエステル短繊維事業で、バインダー原綿の銘柄拡充に重点化し、同事業の収益改善に力を入れる。07年度は原燃料高騰に伴うコストアップで下期に苦戦を強いられており、08年度は好採算品への品種転換を改めて強化するとともに、ウレタン代替素材などの開発を急ぐ。
 ユニチカファイバーは年産4万5000-6000㌧規模でポリエステル短繊維事業を展開中。07年度は数量ベースの販売は順調で前年実績を上回ったものの、原燃料高騰を転嫁するための値上げの遅れで収益面で苦戦を強いられた。
 「メルティ」シリーズに代表される芯鞘構造をもたせたバインダー原綿の開発・販促をかねて強化しており、08年度もユーザーニーズに沿ったバインダー原綿の商品ライン増強と取り組み、ポリエステル短繊維全体としての付加価値アップにつなげる。
 バインダー原綿は不織布に混ぜて使われるとき、鞘成分を熱で溶かし接着剤と同様の機能を発揮させるもの。この鞘成分の融点のバリエーション化を進めるとともに全融タイプによるスペックインに力を入れる。
 また、クッション材として多く使われているウレタンをバインダー原綿による短繊維不織布で代替する開発を中期的な課題に位置づけており、そのための商品開発と取り組んでいく。



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