YKK、「イージー・トラック」 09年度から海外も展開

2009年03月26日 17:24

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  YKKは09年度から、次世代の主力商品「YKK i―シリーズ」の筆頭商品で、上からだけでなく横からでも差込操作ができるという世界初の機能を持つファスナー「ez-TRAK(イージー・トラック)」の海外での製造・販売に着手する。当面は、海外拠点での設備導入とマーケティング活動に注力することから本格展開は10年度となるが、その時点で販売目標を数百万本の単位に持ってゆく。

 「イージー・トラック」は、グループ会社のYKKファスニングプロダクツ販売(高橋純一社長)が08年4月に国内販売を始めた操作性のいいファスナー。3月のJFW-JCでオフィシャルバッグに採用され、ミズノも6月からフィットネス水着に使うなど話題を呼んだ。上からでも横からでも差込操作ができることからスポーツトレーニングウエア、スキーウエア、ゴルフウエア、水着、ユニフォーム、介護服、カジュアルウエアなどに使われ始めている。2000人のインストラクターを擁するスキーインストラクター協会のユニフォームにも採用されプロの高い評価を受けている。
 09年度は、国内での販売強化を堅持する一方、基本的に欧米の主要ターゲットを絞り込んで海外展開する。販売促進を始めるとともに、海外の設備投資・導入も順次準備し、海外のスポーツアパレルからの引き合いも活発化していることもあって10年度までには海外での供給体制を整え本格販売につなげていけるようにする。
 国内販売強化では、ユーザーから特殊引手対応の要望が強く、後付可能スライダーの投入を近く予定している。またスキーの手袋をはめたまま差し込めるとか、子供たちが扱い易い、介護服でも使われ始めているなどの機能面での訴求と、デザインの可能性を広げたファッション面での寄与という両面で潜在需要を喚起する普及活動にさらに力を入れる考えだ。
 販売目標は、09年度150万本(国内、海外)、10年度には数百万本のレベルに持ってゆく。



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