文化服装学院 ミシン糸メーカー、産学協同で展示会

2008年11月28日 10:02

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 産学協同の取り組みによる需要創造の試みが注目されている中で文化服装学院は、ミシン糸メーカーの協賛で12月10、11の両日、「ミシン糸」をテーマにしたセミナーと展示会を東京・渋谷区代々木の同学院で開催する。対象は、同学院の学生と教員。産学協同の視点で、糸メーカーが結集した展示会を開くのは今回がはじめて。同学院では、産学連携した取り組みを今後、年1回は開く見通しだ。
 

主催は、文化服装学院生産管理研究室。協賛するミシン糸メーカーはアズマ、大貫繊維、フジックス、グンゼ、東洋紡ミシン糸、中村商事、三山の7社。文化ファッション大学院大学が糸の張力測定器の展示で協力。また、イトキンが糸の張力研究と素材の提供で協力する。
 「ミシン糸」は、セミナーと展示会で構成。セミナーは10日午後、生産管理実習室で行う。グンゼの技術担当が講師になり、「ミシン糸の知識」としてミシン糸の基礎知識を勉強する。ミシン糸の種類、素材への適合性、新しい糸の紹介、可縫製を安定させるミシン糸の選定、ミシン糸業界の現状も説明する。定員は150人。
 展示会は、セミナーと同様生産管理実習室で開く。各社展示ブースと、参画企業にミシン糸を提供してもらい糸巻き分けと縫製サンプル、太番ステッチなど体験の各コーナーで編成。学生がボビンを持参すれば、最新のミシン糸など手に入りにくい糸を巻き分けるサービスも行う。
 「ミシン糸」を担当する同学院第2グループ・生産管理・CAD研究室の宮澤国博講師は、「業界の糸メーカーを集めてのはじめての取り組み。ミシン糸の種類は多いが、学生が使う糸は限られている。実際に業界で使われている糸や、市場に出回っている糸を使ってもらいミシン糸の知識を深めてもらう。卒業後に活用できるような情報を発信する場としたい」と語っている。
 生産管理研究室では、現場が協力した産学協同取り組みであることから年1回となるが、もの作りに欠かせない資材関係や技術とつながるものでテーマを決めて展示会やセミナーを開きたい考えだ。
 



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