マイカル松井社長「地域密着成果で衣料品回復」

2010年03月09日 14:00
 マイカルの松井博史社長は9日、名古屋市南区に同日オープンしたイオンモール新瑞橋で会見し、核店舗の新瑞橋サティで高齢者向け品揃えの比率を高めるなど、地域密着型のGMS運営を図ることを示した。また、サティ業態で2月に衣料品の既存店売上高が4%増となったことも、こうした店別品揃えの成果だと強調した。
 新瑞橋サティでは、通常は品揃えのうち約30%である50―60代以上の高齢者向け商品を、50%程度にまで拡大。「1日から8日間のソフトオープンでも、その品揃えが好調だった」(松井社長)とする。これは、足元商圏が古くからの住宅街立地で、高齢者人口が多いことに配慮したもの。
 一方で、ヤング層、ファミリー層も含めてバランスの取れた人口構成比であることから、「年代別のバランスも取りたい」とする。その対応として、「午前中は年配の方が多いが、昼からはミセスが増え、夕方からはヤングも多い。1日の時間帯を3つに分けて、前に出す商品を時間別にきめ細かく対応する」ことを徹底していく。
 サティ業態全体の衣料品売上高が回復している理由も、立地別・店舗別・時間帯別で、きめ細かく商品構成を変えているためだと強調。松井社長は「リーマンショックから一巡し、昨年12月から一気に既存店の数字が良くなった。正直、去年が悪かったということだが、GMSとしては各店がいかに丁寧に地域密着・時間密着をやっていくかということ。去年1年間かけて取り組んできた成果が、だんだんと表れてきたのだろう」と自己評価している。[



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