西武池袋本店、2010年に全館改装
2008年04月17日 13:46 |
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西武百貨店は、池袋本店の全館改装(構造改善)を2010年の総合完成を目指し、今月から本格的な工事に着手した。同店は、今回の大リニューアルで百貨店としての価値を問い直し、さらに西武百貨店のイメージ復権を果たす基幹店として、顧客満足(CS)を最大限に生かせる店舗への脱皮を図る。
●目標投資額は約300億円(営業投資200億円・インフラ投資100億円=SPC投資を除く)で、初年度売上目標は2000億円(2011年度)を計画する。
スケジュールは、今月以降、3年をかけて大きく4期に分け改装し、2010年に総合完成オープンの予定。第1、2期はファッションゾーンの拡充。第3期は食品ゾーンの増床、第4期はレストランゾーンに手をつける。
第1期は08年秋に2、3階の婦人雑貨、婦人ヤングをオープン、婦人雑貨フロアを起点に縦と横の買い回り性を拡充する。
第2期は09年秋に1、2、4、6階の婦人(サイズ)、化粧品を開設する。婦人靴では日本最大級の10万足の品揃えを実現。化粧品もスキンケア・高級ラインを導入する。婦人服はグレード×テイストの視点でMDバランスを徹底是正、自主編集売り場を積極導入する。
第3期として10年春に地下1、2階の食品をオープン。そのほかにスポーツ・子供、紳士・インテリアを改装。
第4期は、10年秋に8階レストラン街をリニューアルする。
●背景
池袋本店は、年間7000万人を超える来店客がありながら、買上率が約40%にとどまっていた。ポテンシャルが高い店舗にもかかわらず生産性の悪さが指摘されていた。要因は、(1)顧客ターゲットが不明確㈪MDバランス(商品構成・売り場展開)の歪み(2)広い店の回遊性を意識しないゾーン構成----などが挙げられ、顧客から「池袋店はもっとおしゃれな百貨店になってほしい」など期待の声が多かった。06年は西武有楽町店、07年は西武渋谷店、西武所沢店のリニューアルを完成し、池袋本店に取り組む準備が整ったこともあり大改装を実施する。また、3年後の2010年には、創業70周年という大きな節目も迎える。
●方針
今回の改装でターミナル立地特性を最大限に生かし、売り場づくりで、顧客ターゲットに適合したMDバランスを実現、導線整備も含め買い回り性を飛躍的に向上させる。
ターゲット顧客とストアコンセプトを明確にした品揃えとサービスを追求し、同時にファッション、インテリア、食品など、すべての領域をワンストップで買い物ができる買い回りとともに、ディストネーション性の高い店にする。
店舗で働く全員で顧客最優先と商品重視の風土づくりを推進する。
ターゲット顧客は、全体として百貨店価値を満喫できるフルターゲット・フルマーチャンダイジングの店づくりを進めるが、イメージをけん引する戦略ターゲットに、時代をリードする団塊2世の中でも先進的・個性的なライフスタイルを持つ顧客に設定した。重点ターゲットは、今日性、正統派を貫く生活重視の団塊世代とした。












