トゥルーリリジョン日本法人、小売事業に積極投資

2008年07月10日 18:20

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 高級ジーンズの米トゥルーリリジョン・アパレル社は、全額出資の日本法人トゥルーリリジョンジャパンを設立、今月から営業を開始した。米本社のグローバル戦略に基づき、小売り事業の拡大とブランディングに本腰を入れる。年内にも都内に1号店となる路面店を計画しており、2010年12月期までに計15店の直営店を開く。
 馬蹄型ステッチのジーンズで知られる「トゥルーリリジョン」だが、近年、米本社はトップスや鞄、靴、水着、服飾雑貨、香水など非デニムによるアイテムの総合化に乗り出している。広がったブランドの世界観を表現する場と位置づけるのが直営店。現在、米国の主要都市に20数店展開するが、今年下期(7--12月)だけで20店の新規店を計画。直営店による情報発信力によって卸事業への相乗効果につなげる青写真を描く。
 米本社の豊富な資金力を武器に日本においても出店ペースをあげる。都心の路面、商業施設、百貨店などに132--181・5平方㍍規模の売り場を開拓する。3年後に売上高30億円の目標を掲げ、そのうちの約3割を小売り事業で構成する考えだ。
 淘汰が激しい高級ジーンズの市場において、米トゥルーリリジョンは2ケタ成長を維持している。07年度に約1億7000万㌦だった売上高は、08年度に約2億2000万㌦に達する見通し。非デニムの構成比が相対的に高まっており、近い将来に50%を想定する。
 日本のジーンズ市場は苦戦が続いているが、トゥルーリリジョンジャパンの社長に就任した桑原寛二氏は「これまで日本ではトゥルーリリジョンの一部分しか紹介されていない。米国で成長が示すように、広がりを見せるコレクションとブランドの世界観を表現できれば、大きく発展できる」と話す。主力のジーンズに関しても、米国との内外価格差の縮小に取り込むことで需要の裾野を広げる。



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