三陽商会、「サンヨー」コートで滝沢直己氏起用

2008年06月11日 18:12

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 三陽商会は、紳士コートの「SANYO(サンヨー)」でデザイナー滝沢直己氏をビジネスパートナーに迎え、ブランドを刷新する。滝沢氏が手掛ける商品を今秋冬から伊勢丹新宿店メンズ館で先行発売し、翌09年秋冬から主力百貨店へ拡充する。北米やアジア、欧州市場での事業拡大を見据え、同社の起源である「サンヨー」コートのブランド価値を磨く。
 60年以上の歴史を持つ「サンヨー」ブランドで、世界的評価の高い滝沢氏との組むことで主力販路である百貨店コート売り場の活性化につなげる。日本の技術力と滝沢氏のクリエーションで海外拡販も視野に入れる。
 新生「サンヨー」のコートはコレクションライン、セカンドライン、ベーシックラインの3部構成。滝沢氏がすべてのデザインを手掛けるコレクションライン は8−13万円、同社が企画し滝沢氏が監修するセカンドラインが6--10万円、値ごろ感のあるベーシックラインが4万--12万円(非ウール及びウールコー ト)。コレクションラインはすべてオリジナル開発の素材を使う。コレクションライン、セカンドラインは初年度に関しては伊勢丹新宿店メンズ館のみでの取り 扱いとなる。

 初年度の商品構成比はコレクションライン5%、セカンドライン40%、ベーシックライン55%を想定するが、3年後にはそれぞれ10%、60%、30%として付加価値の高いセカンドラインを主力商品にし、ベーシックラインは補完的な位置づけにする。

 来年以降は実績のある北米の百貨店、新規進出を目指すアジアへと取り扱いを広げる。国内百貨店でのシェアアップや海外での拡販によって売上高を3年後に1.5倍にする計画だ。

 同社は創業者である吉原信之氏が1946年に作ったレインコートがアパレルとしての出発点であり、総合アパレルとして発展した今でも「サンヨー」コート は特別な存在。加えて社名ブランドとしては珍しく早くからノードストロームやバーニーズをはじめ早くから北米の有力店で販売している。販売先は日本が百貨 店を中心に100店であるのに対し、北米は大小含めて200店。海外売上高の比率は5割に迫る。



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