ゴールドウイン、マルチブランド戦略推進

2010年02月09日 14:28

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 ゴールドウインは来年度、マルチブランド戦略遂行によるシナジー創出・商戦拡大と、「チャンピオン」で行ってきたような従来型のホールセール・卸展開から、店頭管理型の実需型ビジネスへの業態変換を全社的なレベルで推し進める方針だ。収益力の確保や成長戦略の推進を具体化するもので、「エレッセ」では不採算店舗の見直しと、百貨店以外の商業施設への販売を一段と強める考えだ。
 

 来年度(3月期)での事業戦略のポイントの1つは、マルチブランド戦略の推進である。ねらいは、ブランドに横串をさすことによってブランドの総合力を生み出すこと。すでに「C3fit(シースリーフィット)を切り口にブランド横断的な企画を展開し、シナジー効果を生み出して生きている。また、店舗展開でも、①「ザ・ノース・フェース」と「スコット」とのコラボレーション②「ザ・ノース・フェイス」の店舗内ヘ「リーハンセン」、「チャンピオン」、「イーストバック」、「フィルソン」などの各ブランドを編集③大阪の「チャンピオン」店舗も「フィルソン」とのコラボレーションのショップ展開――など、店舗展開でもマルチブランドを推進している強みを生かした取り組みを重ねてきている。
 今後はブランドの独自性と、そうしたブランドに横串を通して総合力を発揮するの両面でブランドビジネスを推し進める。加えて、店舗のコラボレーションを一段と強めると共に、「チャンピオン」で使った素材を「ヘリーハンセン」で活用するなど素材の共通活用も実施していく考えだ。
 一方、店頭管理型の実需型ビジネスへの業態変換に関しては、「チャンピオン」で進めてきた取り組みを全社レベルで応用していく。「チャンピオン」は、従来のホールセール型から店頭管理型・実需対応への業態転換を進めている。ホールセールでの戦線の整理と並行して、自主管理売り場を短期に集中して増やしてきている。直営店は2店舗あるが、3月に大阪と九州に1店舗づつ設け4店舗体制に。また、ゼビオ中心に10坪(33平方㍍)―15坪のインショップ展開が今期中に35店舗ほどになる。直営店と合わせて40店舗体制を築き上げるが、来年度は戦線を整理し新しい商圏の獲得に全力を上げる。
 「エレッセ」は来年度、主力の百貨店でのビジネスでの売上減をカバーするため、不採算店舗を見直し都心店への集中化を図るとともに、業績を上げている百貨店以外の商業施設での販売を強化する。春夏物から新商材の投入を決めており、「単品でも1万枚など大きな塊で売れる商材を作り出していく」考えである。


 




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